“そりみち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
輴道50.0%
橇道25.0%
雪舟途25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其時にいたるを里俗りぞく輴道そりみちになりしといふ。
眩暈めまいを感じさせるような谿底には丸太を組んだ橇道そりみちが寒ざむと白く匍っていた。日は谿向こうの尾根へ沈んだところであった。水を打ったような静けさがいまこの谿を領していた。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
(雪車の制作せいさく別に記す、形大小種々あり大なるを修羅しゆらといふ)雪国の便利べんりだい一の用具ようぐ也。しかれども雪凍りたる時にあらざれば用ひがたし、ゆゑに里人雪舟途そりみちとなふ。