“そらじに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仮死33.3%
偽死33.3%
誑死33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素戔嗚はあの美貌の若者へ、燃えるようなひとみを移した。が、彼はやはり藁の中に、気を失ったのか、仮死そらじにか、眼を閉じたまま倒れていた。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
偽死そらじにでもないらしい。急所でも打ったかな。」
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
第三発の放たれしを、避けつつわざと撃たれし体にてくさむらに僵れしに、果せるかな悪人ばら誑死そらじにあざむかれぬ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)