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そやつ
ふりがな文庫
“そやつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
其奴
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其奴
(逆引き)
國會議員なりとか聞けば定めし世には尊ばるゝ人ならんが、
其奴
(
そやつ
)
のやうに思はれて、これは妄念と幾度おもへども腦をさらねば其甲斐もなし
暗夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
忘れもせぬ
其奴
(
そやつ
)
こそ、得三に使わるる八蔵という悪僕なれば、害心もあらんかと、用心に用心して、この病院の裏手まで来りしに、思えば運の
尽
(
つき
)
なりけん。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「人の耳に入ってまこと悪くば、聴いた
其奴
(
そやつ
)
を
捻
(
ひね
)
りつぶそうまで。臙脂屋、其方が耳を持ったが気の毒、今此の
俺
(
わし
)
に捻り殺されるか知れぬぞ。ワッハハハ」
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
そやつ(其奴)の例文をもっと
(27作品)
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“そやつ”の意味
《代名詞》
そやつ【其奴】
「そいつ」の古い言い方。
(出典:Wiktionary)
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そいつ