“そのものごし”の漢字の書き方と例文
語句割合
其物語100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長八は何心なくるに羽織の定紋と云ひなり恰好かつかう大恩受たる大橋文右衞門樣に髣髴よくにたるは扨も不思議なりと思ながら腰の早道はやみちより錢七八文出して手の内にやりければ浪人者是は/\有難う存じますと云し其物語そのものごしまで彌々いよ/\文右衞門にたるゆゑ長八は忽ち十八年の昔時むかし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)