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そでがらみ
その式台を上った所に、
突棒や、
袖搦や
刺股や、また古ぼけた
馬上提灯などが、並んで
懸けてあった昔なら、私でもまだ覚えている。
殊にお
掛屋の株を買って多年の心願の一端が
協ってからは木剣、
刺股、
袖搦を玄関に飾って威儀堂々と構えて
軒並の町家を
下目に見ていた。
“そでがらみ”の意味
《名詞》
そでがらみ【袖搦み、袖絡み】
江戸時代に使われた捕具で長い柄の先端に多数の鉄鈎をとりつけたもので罪人の袖や袴にからませて引き倒し捕える。狼牙棒。もじり。
(出典:Wiktionary)