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ぜんごふ
ふりがな文庫
“ぜんごふ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
前業
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前業
(逆引き)
これらは
八三
顔子
(
がんし
)
が一
瓢
(
ぺう
)
の
味
(
あぢは
)
ひをもしらず。かく
果
(
は
)
つるを、
八四
仏家
(
ぶつか
)
には
前業
(
ぜんごふ
)
をもて説きしめし、
八五
儒門には天命と教ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
一乗に帰依し三昧に
入得
(
につとく
)
するの正きに
仗
(
よ
)
り御坐しませ、宿福広大にして
前業
(
ぜんごふ
)
殊勝に渡らせたまふ御身なれば、一念〻頭の転じたまふを限に
弾指
(
たんし
)
転眴
(
てんけん
)
の間も無く
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
一二八
ときを得たらん人の、倹約を守りつひえを
省
(
はぶ
)
きてよく
務
(
つと
)
めんには、おのづから家富み人服すべし。我は仏家の
前業
(
ぜんごふ
)
もしらず、儒門の天命にも
拘
(
かかは
)
らず、
一二九
異なる
境
(
さかひ
)
にあそぶなりといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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