“せんしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
浅春66.7%
詮舜33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そなたはまだ浅春せんしゅんつぼみだ。春さえ知ってない。夏も秋も冬も知っていない。人の一生にはたくさんなことができる。誓えばどんな希望のぞみでもかけられる。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浅春せんしゅんの陽は白々と薄ら寒い。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人伝ひとづてに聞きますと、山上は依然、荒涼として廃墟のままだそうですが、その後、横川の和尚亮信りょうしんや、宝幢院ほうとういん詮舜せんしゅんや、止観院しかんいん全宗ぜんそうや、また正覚院しょうかくいん豪盛ごうせいとか、日吉ひえ禰宜行丸ねぎぎょうがんなどの硯学せきがくたちが
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)