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せりかわ
ふりがな文庫
“せりかわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
芹川
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芹川
(逆引き)
武家物語の
重兵衛
(
じゅうべえ
)
の役は、
芹川
(
せりかわ
)
でなくちゃだめだ、と斎藤氏が言うようになったら、うれしいだろうな。いや、甘い空想にふけっている場合ではない。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
小説の
芹川
(
せりかわ
)
の大将が女一の宮を恋して秋の日の夕方に思い
侘
(
わ
)
びて家から出て行くところを
描
(
か
)
いた絵はよく自身の心持ちが写されているように思われる薫であった。
源氏物語:54 蜻蛉
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「
芹川
(
せりかわ
)
は
居
(
お
)
らんか!」と大きい声で叫んで、「なんだ、
誰
(
だれ
)
も居らんじゃないか。」と口をとがっらせて、「おい、チゴさん。芹川は、どこにいるか知らんか?」
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「
芹川
(
せりかわ
)
の家には、科学者の血が無いからな。」と言って、笑っていた。さて、
僕
(
ぼく
)
は、文科を選んだからって、兄さんほどの文科的才能が、あるかどうか、そいつは疑問である。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
芹川
(
せりかわ
)
さんというお友達が出来ましたけれど、その当時はそれでも、芹川さんに優しく
叮嚀
(
ていねい
)
につき合っているつもりでいたのですが、これも、いま考えてみると、やっぱり私は、ひどく思いあがって
誰も知らぬ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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