“せきせう”の漢字の書き方と例文
語句割合
夕照100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其傍では船頭のかみさんが、釜に米を入れたのを出して、川から水を汲んで、せつせとそれをいで居たが、やがて其処そこから細い紫のけぶりが絵のやうに川になびいた。夕照せきせうが赤く水を染めて居た。
(新字旧仮名) / 田山花袋(著)