“せきじょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
席序50.0%
関所50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まもなく、衣笠山のふもとにたどりついた盲人の列は、順次、本堂での席序せきじょをただし、廻廊のそとにまですきまもないほどについていた。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
すべり下りると、そこには一つの関所せきじょがある。重い回転扉のはまった球形きゅうけいの大きい洞穴どうけつみたいな部屋だ。つまりこの部屋は、空気の関所だ。それより奥は、空気がいのだ、手前の方は空気が薄い。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)