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すわらじ
ふりがな文庫
“すわらじ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
スワラジ
語句
割合
素草鞋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
素草鞋
(逆引き)
会所の前に
佇
(
たたず
)
んだ二人の影がある。どっちも、
露除
(
つゆよ
)
けの笠に
素草鞋
(
すわらじ
)
、
合羽
(
かっぱ
)
の
裾
(
すそ
)
から一本落しの
鐺
(
こじり
)
をのぞかせ、及び腰で戸をコツコツとやりながら
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「使い屋かも知れません。——
浅葱
(
あさぎ
)
の
股引
(
ももひき
)
に
素草鞋
(
すわらじ
)
を履いて
頬冠
(
ほおかむ
)
りをしていました」
銭形平次捕物控:052 二服の薬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
旅合羽
(
たびがっぱ
)
に
手甲
(
てっこう
)
脚絆
(
きゃはん
)
、きびきびとした
素草鞋
(
すわらじ
)
、どこか、抜目のない様子、
旅稼
(
たびかせ
)
ぎの遊び人かとも見える。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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