“すずかぜ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
涼風96.4%
凉風3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただに涼風すずかぜに吹かれるつかの心地よさを、みなと一緒にすることができないばかりでなく、重い病苦を負っているものの絶え間なき不愉快さに
親子の愛の完成 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
暑い夏の日もやがて暮れ、涼風すずかぜの吹く夕暮れとなった。それから間もなく夜となった。その夜が次第に更けてゆく。
日置流系図 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
二年ぐらいの周期で蔓延まんえんするっていうが、今年に特に物凄いからね、凉風すずかぜが吹いて下火になるどころか、こんな真冬になっても物凄い発病者があるんだからな
睡魔 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)