“すけみせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
助見世50.0%
補見世50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいらア、仕事を仕舞うと直ぐこれで三晩おがみに来るが、彼奴きゃつ流行妓はやりッこだからなア、まだお目にぶら下らねえのさ、今夜ア助見世すけみせに出アがるとこでもと先刻さっきから五度ごたびまわったが
折から撃ッて来た拍子木は二時おおびけである。本見世ほんみせ補見世すけみせかごの鳥がおのおのとやに帰るので、一時に上草履の音がとどろき始めた。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)