“すうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鄒氏33.3%
崇祀33.3%
鄒子33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たたみかけられて、夫人の鄒氏すうしはわなわなふるえた。蝋涙ろうるいのようなものが頬を白く流れる。——曹操は、唇をかみ、つよい眸をそのおもてきっとすえて
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、小声を寄せて、鄒氏すうしと曹操との関係をはなした。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
狐が農作の神のごとく一般に崇祀すうしせられている起原は、ようやく不明にしかけているが、それが我々の仲間の採訪によって幸いに湮滅いんめつを防ぐことができた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
願わくは鄒子すうしが律を吹いて、幽谷陽春を発せんと、雨夜風日熱心やまず、しかるにどうもダナエをなびけるにはその子が邪魔になるから、宴席でペルセウスを激して、王のためには何なりともすべし