“じょうへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
城兵50.0%
冗兵25.0%
情弊25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西風にじょうじて火をはなたば、前方のけん城兵じょうへい墓穴はかあな、とりでも自滅じめつのほかはあるまいと思うがいかに
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
頼襄が、いわゆる光仁・桓武の朝、彊埸きょうえき多事、宝亀中、廷議冗兵じょうへいをはぶき、百姓を殷富いんぷにす。才、弓馬に堪うる者は、もっぱら武芸を習い、もって徴発に応ず。その羸弱るいじゃくなる者みな農業に就く。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
情弊じょうへいがある。正直さがある。ばか正直ともいえるような一面すら持っている彼だ。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)