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じゅんなん
ふりがな文庫
“じゅんなん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
殉難
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殉難
(逆引き)
殉難
(
じゅんなん
)
の先人山田左門の白骨をぶなの木の下にほうむった四人は、山田ののこした地図をたよりに
洞外
(
どうがい
)
に流るる河にそうて北西をさしてまっすぐにくだった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
また曰く、「勝利における唯一の道は、
殉難
(
じゅんなん
)
に依るに
在
(
あ
)
り、殉難を耐久するに
在
(
あ
)
り」と。
苟
(
いやし
)
くもこの語を聞く者は、また以て松陰の維新前における猛志を
彷彿
(
ほうふつ
)
するを得べし。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
高台寺
(
こうだいじ
)
かどこかの法師達が来て石を積み重ねておいたという所に、誰とはなく花や水など供えていた跡があったので、仮に、そこを信長以下
殉難
(
じゅんなん
)
の将士一同の霊地として、信孝と秀吉は
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
知らず、
殉難
(
じゅんなん
)
殉国の烈士、松陰の如きもの、如何にしてこの地に生じたる。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
則ちこの二者の合体よりして、
殉国
(
じゅんこく
)
殉難
(
じゅんなん
)
の人物たる吉田松陰は
出
(
い
)
で
来
(
きた
)
れり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
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