“じゅさんみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
従三位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
維新のとき人にすぐれたる勲功のありし由は。門に打ちたる標札に。従三位じゅさんみ子爵なにがしと昨日今日墨黒すみぐろに書きたるにても知りぬべし。さればその昔し尊王を唱え攘夷じょういを説き。四方に奔走せし折は。
藪の鶯 (新字新仮名) / 三宅花圃(著)
安倍泰親は妖魔を退散せしめた稀代の功によって従三位じゅさんみに叙せられた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
従三位じゅさんみ左兵衛さひょうえかみに任じ、武蔵、常陸、下総の三ヵ国を賜る。