“じゃくめついらく”の漢字の書き方と例文
語句割合
寂滅為楽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕べあしたの鐘の声、寂滅為楽じゃくめついらくとひびけども……
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
後夜の鐘をつく時は、是生滅法ぜしょうめっぽうと響くなり。晨朝じんじょう生滅滅已しょうめつめつい入相いりあい寂滅為楽じゃくめついらくと響くなり。聞いて驚く人もなし。われも後生の雲はれて、真如しんにょの月をながめあかさん
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
「寂滅を以て楽となす」すなわち寂滅為楽じゃくめついらくなどというといかにも静かに死んでゆくこと、すなわち「往生おうじょうする」ことのように思っている人もありますが、これは決して
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)