“しんわい”の漢字の書き方と例文
カタカナ:シンワイ
語句割合
秦淮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天宝てんほう十三年広陵に遊び、王屋山人魏万ぎまんと遇い、舟を浮かべて秦淮しんわいへ入ったり、金陵の方へ行ったりした。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
秦淮しんわいには驚いたね。さようさ。幅が広い処で六間もあろうか。まあ、六間幅のどぶだね。その水のきたないことおびただしい。それから見ると、西湖せいこの方はとにかく湖水らしい。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
本篇を草するに当り、谷崎潤一郎氏作「秦淮しんわいの一夜」に負ふ所すくなからず。附記して感謝の意を表す。
南京の基督 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)