“しんろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新六40.0%
神鹿40.0%
伸六20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ商人ていにつくったはざま新六しんろくは、部屋のまん中に、仰むけに寝そべっていたが
口笛を吹く武士 (新字新仮名) / 林不忘(著)
びょうたる一粟いちぞくのわが身を憐れみ、昔はここに鹿島神社の神鹿しんろくが悠々遊んでいたのを、後に奈良に移植したのだという松林帯を入りて出で、砂丘を見、漁舟を見、今を考えているうちに
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
ところが、式がだんだん進んで、小宮さんが伸六しんろくさんといっしょに、弔辞ちょうじを持って、柩の前へ行くのを見たら、急にまぶたの裏が熱くなってきた。僕の左には、後藤末雄ごとうすえお君が立っている。
葬儀記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)