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しんのじょう
ふりがな文庫
“しんのじょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
新之丞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新之丞
(逆引き)
「わたくしは
一番
(
いちばん
)
ヶ
瀬
(
せ
)
半兵衛
(
はんべえ
)
の
後家
(
ごけ
)
、しのと申すものでございます。実はわたくしの
倅
(
せがれ
)
、
新之丞
(
しんのじょう
)
と申すものが大病なのでございますが……」
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
血のりをあらいさってしまえ!……おっつけ
伜
(
せがれ
)
新之丞
(
しんのじょう
)
ももどりくるはず、新之丞のかえらぬうちに、さ、さ、早く早く、しまつをつけねばならぬ
亡霊怪猫屋敷
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
新之丞
(
しんのじょう
)
も首取りの半兵衛と云われた夫の倅でございます。臆病ものの薬を飲まされるよりは腹を切ると云うでございましょう。
おしの
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いまでは二十歳になる
新之丞
(
しんのじょう
)
という息子とたった二人っきり……その新之丞は御殿の出仕からまだもどらず、
長押
(
なげし
)
に槍や
薙刀
(
なぎなた
)
をかざった居間に、左近将監はたったひとりっきりで
亡霊怪猫屋敷
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
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