“しよくもく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
属目50.0%
嘱目25.0%
矚目25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間貫一の名は漸（やうや）く同業者間に聞えて、恐るべき彼の未来を属目（しよくもく）せざるはあらずなりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)
相沢活夫君の論は、此号の論客中尤も文に老練なる者と可申（まうすべく）、君の感慨には小生亦私（ひそ）かに同情に堪へざる者に有之候。既にこの気概あり、他日の行動嘱目（しよくもく）の至りに御座候。（以下次号）
渋民村より (新字旧仮名) ／ 石川啄木(著)
期年ならずして偉いものになるに相違ないと、天下は尽く早大の将来に矚目（しよくもく）する様になつた。
野球界奇怪事　早慶紛争回顧録 (新字旧仮名) ／ 吉岡信敬(著)