“しゅんたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
春台33.3%
春岱33.3%
舜台33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弘前には少壮者中に中村春台しゅんたい三上道春みかみどうしゅん、北岡有格ゆうかく小野圭庵おのけいあんの如きものがある。その他小山内元洋おさないげんようのようにあらたに召し抱えられたものもある。しかし江戸定府じょうふ出身のわかい医者がない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
七月三日に松平薩摩守さつまのかみ斉彬なりあきら家来戸塚静海とつかせいかい、松平肥前守斉正なりまさ家来伊東玄朴いとうげんぼく、松平三河守慶倫よしとも家来遠田澄庵とおだちょうあん、松平駿河守勝道かつつね家来青木春岱しゅんたいに奥医師を命じ、二百俵三人扶持を給した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そのままになってしまったという、東本願寺の元老、石川舜台しゅんたい師の懐旧談がある。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)