“しゅうせんや”の漢字の書き方と例文
語句割合
周旋屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時にこういううちの一人娘は今頃周旋屋しゅうせんやえばになってどこぞで芸者でもしていはせぬかと、そんな事に思到おもいいたると相も変らず日本固有の忠孝の思想と人身売買の習慣との関係やら
木賃宿を泊り歩いているうちに周旋屋しゅうせんやにひっ掛って、炭坑たんこうへ行ったところ、あらくれの抗夫達がこいつ女みてえな肌をしやがってと、半分は稚児ちごいじめの気持と
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
周旋屋しゅうせんやの手にかかって手数料を取られ、ろくでもない処へはめ込められるより、わたし自身で道をつけてやる方が結局女の為めだと考え、お参りからすぐに親里へドロンをきめさせ
あぢさゐ (新字新仮名) / 永井荷風(著)