トップ
>
しゃれぼん
ふりがな文庫
“しゃれぼん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
洒落本
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洒落本
(逆引き)
寛政のむかし
山東庵京伝
(
さんとうあんきょうでん
)
洒落本
(
しゃれぼん
)
をかきて
手鎖
(
てぐさり
)
はめられしは、
板元
(
はんもと
)
蔦屋重三郎
(
つたやじゅうざぶろう
)
お
触
(
ふれ
)
にかまはず利を得んとて京伝にすすめて筆を執らしめしがためなりといひ伝ふ。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
もっとも馬琴も至って年の若かった頃は、直接に実社会の人物を描いて居りまして、いわゆる「
洒落本
(
しゃれぼん
)
」という、小説にもならぬ位の程度のものを作って居ります。
馬琴の小説とその当時の実社会
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
ジスレリの『
文界奇観
(
キュリオシチイス・オヴ・リテラチュール
)
』九版三巻に、欧州で出した『聖書』の翻訳
麁鄙
(
そひ
)
で、まるで
洒落本
(
しゃれぼん
)
を読むごとく
怪
(
け
)
しからぬ例を多く出しいるが、たとい原文にそうあったとても典雅荘厳が肝心で
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
しゃれぼん(洒落本)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
しゃれほん
しやれほん
しやれぼん