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しゃだつ
ふりがな文庫
“しゃだつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
洒脱
93.3%
灑脱
6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洒脱
(逆引き)
江戸ッ子風の
洒脱
(
しゃだつ
)
らしく見えて実は根ッから洒脱でなかった。硯友社という小さな王国に
立籠
(
たてこも
)
って容易に人を寄せ付けなかった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
それがあまり
唐突
(
とうとつ
)
だったので、技師はちょいと驚いたが、相手の少佐が軍人に似合わない、
洒脱
(
しゃだつ
)
な人間だと云う事は日頃からよく心得ている。
首が落ちた話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しゃだつ(洒脱)の例文をもっと
(28作品)
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灑脱
(逆引き)
しかし真の辞世の句は「梅が香やちよつと出直す
垣隣
(
かきどなり
)
」だそうである。梅が香の句は
灑脱
(
しゃだつ
)
の趣があって、この方が好い。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それから又
灑脱
(
しゃだつ
)
が一変して時々下品に見えることもあるが、老師にはこの下品に類した風采は
毫末
(
ごうまつ
)
もなかった。
楞迦窟老大師の一年忌に当りて
(新字新仮名)
/
鈴木大拙
(著)
しゃだつ(灑脱)の例文をもっと
(2作品)
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