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しっこし
ふりがな文庫
“しっこし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尻腰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻腰
(逆引き)
『大清』も、あまり馬鹿々々しいので笑い出し、世の中にはずいぶん
尻腰
(
しっこし
)
のない男もあるもんだ、と言った。
顎十郎捕物帳:18 永代経
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
又首尾
好
(
よ
)
く山三郎を仕止めれば此の山は同類を集めて、毒を
喰
(
くら
)
わば皿まで
舐
(
ねぶ
)
れで、飽くまでも遣り通します、貴方それでは余り
尻腰
(
しっこし
)
の
無
(
ね
)
えというもんだ、
私
(
わたし
)
は
否
(
いや
)
だ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
……添役人は十人もくっついているんですが、どれもこれも
書役
(
かきやく
)
あがりの
尻腰
(
しっこし
)
なし。……おや、たいへんとマゴマゴするばかり。……ようやくわれに返って門内へなだれこんだが、もうあとの祭。
顎十郎捕物帳:08 氷献上
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そんな
尻腰
(
しっこし
)
の弱い事を云って仕様があるもんか、己も石井山三郎だ、
向
(
むこう
)
に大勢
居
(
い
)
るを怖がって、供を連れて来たなぞと云われちゃア死んでも恥だ、殊にちゃん/\
切合
(
きりあい
)
でも始めれば近村を騒がして
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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