“しちきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
七卿50.0%
七竅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪の埠頭ふとうに着いた薩摩さつまふねから、夕刻、すぐ上陸して、五藩の諸士に警固されながら五挺のかごをつらねて、桜山の春帆楼の宴に向かったのは、禁門の乱の後、流転るてんしていた七卿しちきょうのうちで
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二人は中央の帝の渾沌こんとんを訪問した。渾沌は二人を歓迎し大へん優遇した。そこで客の二人は何とかして礼をしようと思い相談したことには、=人にはみな七竅しちきょうがある。それで視聴食息する。
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)