“したつづみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舌鼓95.0%
舌皷5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
初がつおに舌鼓したつづみを打ったのは、煮たのでも、焼いたのでもない。それは刺身さしみと決まっている。この刺身、皮付きと皮をぐ手法とがある。
いなせな縞の初鰹 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
先生はそれに禁圧のせきを伏せて本能の流勢を盛り上らせます。先生は全身にその強い抵抗を感じて、官能の舌鼓したつづみを打ったかも知れません。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
すると、アイヌ人は「チョッ!」と舌皷したつづみを打って「又コロボックンクルさんが悪戯をしたな。仕様がない、帰ろう、帰ろう」
蕗の下の神様 (新字新仮名) / 宇野浩二(著)