“しごく”の漢字の書き方と例文
語句割合
至極100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
至極しごく静かに知らせるといっていたが、それはかくいずれの僧侶に訊ねても、この寺へ知らせに来るというのは、真実のものらしい。
テレパシー (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
真似をすると云うと人聞ひとぎきが悪いが骨を折らないで、うまい汁を吸うほど結構な事はない。この点において私は模傚に至極しごく賛成である。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「いやなに、たった十分間の講義だけじゃ。しかしあのウィスキーにペパミント百四十函は、授業料としては至極しごくやすいものじゃ」