“しげひら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
重衡91.7%
成衡8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
治承四年の十二月二十八日、本三位中将重衡しげひらは、父清盛の命によって南都を攻め、東大寺の大伽藍だいがらんを焼いて了った。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
本三位中将重衡しげひら、侍大将に越中次郎兵衛盛次もりつぐ上総かずさの五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清などを命じて先陣とし、二万余騎の兵で播磨に押し渡り室山に陣を構えた。
続往生伝は匡衡の孫の成衡しげひらの子の匡房のせんだから、これも信ずべきであるが、何様して然様そういう相違が生じたのであろう。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)