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しぎさん
ふりがな文庫
“しぎさん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
信貴山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信貴山
(逆引き)
それが取れども尽くることなき宝の米俵であったのに、或る時底をはたいて白い
小蛇
(
こへび
)
が飛び出し、それ以来
空俵
(
あきだわら
)
となったというなどはなお大ウソであるが、この話よりも古くできた
信貴山
(
しぎさん
)
の
縁起
(
えんぎ
)
に
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
先生はこの調査のためにわざわざ
河内国
(
かわちのくに
)
へ出張し、
観心寺
(
かんしんじ
)
および
信貴山
(
しぎさん
)
、金剛寺その他楠公に関係ある所へ行って
甲冑
(
かっちゅう
)
を調べたのです。また加納夏雄先生と今村
長賀
(
ちょうが
)
先生とは
太刀
(
たち
)
のことを調べました。
幕末維新懐古談:68 楠公銅像の事
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
すると、
信貴山
(
しぎさん
)
からは、ふたたび大塔の御名をかざして「処分はこちらでする。ともあれ四名を引渡せ」と、高圧的に言ってきた。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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