トップ
>
しえつ
ふりがな文庫
“しえつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
賜謁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賜謁
(逆引き)
しかし
賜謁
(
しえつ
)
は、上々の首尾で、義貞は身にあまる思いにくるまれ、さらにべつな庭では、
准后
(
じゅんごう
)
三位ノ
廉子
(
やすこ
)
にも
謁
(
えっ
)
した。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
便殿
(
べんでん
)
へ入られても、あとは優勝騎手への
賜謁
(
しえつ
)
だの、近習の奏上やらで、玉座は衣冠の群れのたえまもない。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
微賤
(
びせん
)
な一廷尉の
分際
(
ぶんざい
)
が、かくも長々と、愚言を奏したてまつろうなどとは、たれしも夢思わぬことではあったが、
賜謁
(
しえつ
)
をお取次いたした
奏者
(
そうじゃ
)
のつみも軽くない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——何とぞ
不時
(
ふじ
)
ノ
賜謁
(
しえつ
)
の儀をおはからい願いたく」と
朝
(
ちょう
)
へ手続きをとらせたのだった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これが初めての
賜謁
(
しえつ
)
で、初めての
別謁
(
べつえつ
)
です。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しえつ(賜謁)の例文をもっと
(3作品)
見る