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さるわか
ふりがな文庫
“さるわか”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
サルワカ
語句
割合
猿若
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猿若
(逆引き)
しかし私の実母は、死ぬ少し前に、始めて
猿若
(
さるわか
)
の芝居を見た。三代目中村歌右衛門の
血達磨
(
ちだるま
)
で、母が江戸へ出て来て始めてこの大芝居を見たのであった。
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
刳袴
(
くくりばかま
)
に
袖無
(
そでなし
)
を着、
鬱金
(
うこん
)
の頭巾を冠っている。他でもない
猿若
(
さるわか
)
である。悪人には悪人の
交際
(
まじわり
)
があり、人買の一味と香具師の一味とは、
以前
(
まえ
)
から交際を結んでいた。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
押上の大雲寺といえば、江戸でも有名な浄土宗の寺で、
猿若
(
さるわか
)
の中村勘三郎代々の墓があるせいか、ここには市村羽左衛門とか瀬川菊之丞とかいったような名優の墓がたくさんありました。
半七捕物帳:46 十五夜御用心
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
さるわか(猿若)の例文をもっと
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