“さより”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
針魚80.0%
鱵魚20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皮を引いたらあまり微塵みじんにせずに、葛もごくうすくねがいます。さて、……ちょうど、わらさの季節だから、削切けずりきりにして、前盛まえもりには針魚さより博多はかたづくりか烏賊いか霜降しもふり。つまみは花おろしでも……
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
針魚さより 五六・八五 三九・一八 一・六〇 二・三七
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
糸づくり光る鱵魚さよりはすずしくて早や夏近し鉢の藤浪
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)