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さっしゅつ
ふりがな文庫
“さっしゅつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
殺出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殺出
(逆引き)
広きへ
殺出
(
さっしゅつ
)
した城兵と、押太鼓を打って、狭きへ迫り会った寄手とが、
喊声
(
かんせい
)
をあげ、
奔馬
(
ほんば
)
を駈け合わせ、はやくも狂瀾怒濤の
相搏
(
あいう
)
つ状をえがき出した。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも、城門から
殺出
(
さっしゅつ
)
した真田昌幸の兵は、その火や煙を利用し、出没を極め、徳川勢をいたるところに
捕捉
(
ほそく
)
して
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも道のある所かならず蜀軍の
金鼓
(
きんこ
)
が響き、
鎗戟
(
そうげき
)
が
殺出
(
さっしゅつ
)
した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
自身、一手の兵を引率して城門を出、町口まで
殺出
(
さっしゅつ
)
した。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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