“さぎし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
詐欺師68.4%
詐偽師26.3%
詐僞師5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疑いもなく、詐欺師さぎしの眼である。嘘をついている人の眼を見ると、例外なく、このように、涙で薄く潤んでいるものである。
善蔵を思う (新字新仮名) / 太宰治(著)
「東郷大将が大和魂をっている。肴屋さかなやの銀さんも大和魂を有っている。詐偽師さぎし山師やまし、人殺しも大和魂を有っている」
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「よもやそんないやしい詐僞師さぎしを私たちにおすゝめなぞなさるのではございますまいね。逐拂おつぱらつておしまひ、いますぐ!」