“いかさまし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
詐欺師66.7%
賭博師33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詐欺師いかさましの卑劣漢の裏切り者の磔刑はりつけやろうの獄門ども、日ごろの恩を仇にしてこのどたん場におれの首を絞めるとはうぬどうしてくれよう
彼はみずから宿やどなしのユダヤ人といい、または不老長生薬の発見者といい、その他いろいろのことを言い触らしていたので、ある者は彼を詐欺師いかさましとして軽蔑していたが、カサノヴァの記録によると
十六の年には、賭博師いかさまし情夫いろおとこを持って、男にそそのかされてマルセーユに出奔して、曖昧あいまい屋の前借りを踏み倒して訴えられている。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)