“さきおととい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一昨々日80.0%
先一昨日10.0%
一昨昨日5.0%
再昨日5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ところで、お前に少し訊きたいことがあるんだが、一昨日おととい一昨々日さきおととい頃、この店へ筆を取り換えに来た人はなかったかえ。この水筆すいひつだ」
半七捕物帳:22 筆屋の娘 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
どこかで、先一昨日さきおとといから、法華経ほけきょうをよむ声がもれていた。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「房枝さん! ——房枝さんって名だったね? 一昨昨日さきおととい、あの婆さんから、幾らもらったかね?」
街底の熔鉱炉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
昨日きのうの尻は勿論の事、一昨日おととい再昨日さきおととい……昨年、一昨年の尻が一時に固まって来る日だぞと覚悟して待っているとサア来るわ来るわ。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)