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さいごうなんしゅう
ふりがな文庫
“さいごうなんしゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西郷南洲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西郷南洲
(逆引き)
西郷南洲
(
さいごうなんしゅう
)
翁が
慶応
(
けいおう
)
年間、京都に集まった
薩摩
(
さつま
)
の勇士の挙動はなはだ不穏なりと聞き、これが
鎮撫
(
ちんぶ
)
に取りかかったとき
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
三帝を流し
奉
(
たてまつ
)
りし
北条
(
ほうじょう
)
の徒を英雄となし得ようか、諸君! 諸君は
西郷南洲
(
さいごうなんしゅう
)
を英雄なりと称す、はたしてかれは英雄であるか、かれは傑出したる人材に相違ないが
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
また
西郷南洲
(
さいごうなんしゅう
)
が
廟堂
(
びょうどう
)
より
薩南
(
さつなん
)
に引退した時の決心、また多数に
擁
(
よう
)
せられ新政
厚徳
(
こうとく
)
の
旗
(
はた
)
を
揚
(
あ
)
ぐるに至った心中は、おそらくはその周囲におった人にも分からなかったであろう。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
西郷南洲
(
さいごうなんしゅう
)
が始めて橋本
左内
(
さない
)
に会うたとき、こんな柔しい男が何で国事を談ずるに足るだろうかと、心ひそかに
軽蔑
(
けいべつ
)
したことを、後にいたって自白している。さもあったろうと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
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