“ごゆいごん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御遺言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五※も実って、貴方様あんたさまも私も命いつないで、物を喰って生きていられるだア、其の大事でえじなこれ人間が、粗相で皿ア毀したからって、指を切って不具かたわにするという御先祖様の御遺言ごゆいごんを守るだから
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
つい先月お前の二の腕に刺青ほりものをしてお父様とっさまに代って私が意見をしたのを忘れておしまいか、お前は性来せいらいで人と喧嘩をするが、短慮功を為さずと云うお父様の御遺言ごゆいごんを忘れたか、母のいましめも忘れて
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)