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ごぶさかやき
ふりがな文庫
“ごぶさかやき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
五分月代
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五分月代
(逆引き)
背後
(
うしろ
)
をのさのさと
跟
(
つ
)
けて来て、阿爺どの。——呼声は
朱鞘
(
しゅざや
)
の
大刀
(
だんびら
)
、黒羽二重、
五分月代
(
ごぶさかやき
)
に似ているが、すでにのさのさである程なれば、そうした
凄味
(
すごみ
)
な仲蔵ではない。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
五分月代
(
ごぶさかやき
)
を生やさせたり、黒の紋附を着流させたり、朝日映画子のいわゆる浅薄陳腐な嫌味ったらしい化け物が、これでもか、これでもかと、凄くもない目をむき出し
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むろん、今の目まぜは、あっちの
五分月代
(
ごぶさかやき
)
とこっちの
青月代
(
あおさかやき
)
と、別人か同一人か、あっちにあの御家人がいたかどうか、それをたしかめに走らせた合い図なのでした。
右門捕物帖:38 やまがら美人影絵
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
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