“ごくさいしき”の漢字の書き方と例文
語句割合
極彩色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ルールドの聖母やパドヴァの聖アントニオなどの像を壁にかけていた。ガラスのおおいをした極彩色ごくさいしきの小さな像で暖炉を飾っていた。
胡粉ごふんの雪の積つた柳、銀泥ぎんでいの黒く焼けた水、その上に浮んでゐる極彩色ごくさいしきのお前たち夫婦、——お前たちの画工は伊藤若冲いとうぢやくちうだ。
動物園 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
文明人の思及しきゅうだも許されない怖愕テロリズムの極点に達して、犯人が手を使用して引き出したらしい腹部の内部諸器官が、鮮血のたまりと一緒に極彩色ごくさいしきの画面のように
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)