“ごうひゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
合百100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合百ごうひゃくの鳥越と云う男が出入りするようになってから、家が何となくかたむき始め、養母のりつは酒乱のような癖がついて、長い事暗い生活が続いていたが
晩菊 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
実は過日こねえだうちを出てから、もうとても今じゃあ真当ほんとの事アやってるがねえからてめえに算段させたんで、合百ごうひゃくも遣りゃあ天骰子てんさいもやる、花も引きゃあ樗蒲一ちょぼいちもやる、抜目ぬけめなくチーハも買う富籤とみも買う。
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)