“これとうみつひで”の漢字の書き方と例文
語句割合
惟任光秀100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
惟任光秀これとうみつひでを始め、ここは干戈かんかを用うるべからずと、説く者も二、三ある。そちと同意見だが、しかし使いには、余人を向けてもよい」
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
めえさん、たとい三日天下にしろ天下の将軍職についた、惟任光秀これとうみつひでともあろうものが、差足抜足さしあしぬきあしうかがい寄って
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それをここ数年間に、営々と攻め、孜々ししとして降し、約三分の一にまでたいらげて行ったのは、まさに山陽の秀吉の武勲と比べても、決して遜色そんしょくのない惟任光秀これとうみつひでのてがらといっていい。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、惟任光秀これとうみつひでについて、ささやく人が多かった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)