“これきよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
是清80.0%
惟清20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもそのはず共立学校では余はやうやう高橋(是清これきよ)先生にパーレーの『万国史』を教へられて居た位であつた。それで十七年の夏休みの間は本郷町の進文学舎とかいふ処へ英語を習ひに往つた。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
赤坂、高橋是清これきよ邸、今は公園となる。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
山陽が広島杉木小路の家をはしつたのは九月五日である。豊田郡竹原で山陽の祖父又十郎惟清これきよの弟伝五郎惟宣これのぶが歿したので、梅颸ばいしは山陽をくやみに遣つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
わたくしはこれを頼家の事に明い人々にたゞした。木崎好尚きざきかうしやうさんは頼遷は即頼公遷であらうと云ふ。公遷号は養堂、通称は千蔵である。山陽の祖父又十郎惟清これきよの弟伝五郎惟宣これのぶの子である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)