“こふく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鼓腹50.0%
胡服37.5%
古幅12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われら一個の考えによれば今後はますます万民鼓腹こふくしていささかの不平もない理想的黄金世界からは遠ざかりゆくであろうが、これは別に理由のあることで
戦争と平和 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)
それからのち二年の春、宗は小児を連れて済南さいなん章丘しょうきゅうへゆくと、路で胡服こふくをきた一人の僧に逢った。僧は容貌魁偉ようぼうかいいともいうべき人で、宗にむかって突然に訊いた。
法衣ころも袈裟けさか、古幅こふく表裝へうさうか、それとも女の締める帶かな、——間違ひもなくこれは金襴きんらんの屑だよ」