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こばんなり
ふりがな文庫
“こばんなり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小判形
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小判形
(逆引き)
そうして湯屋の
留桶
(
とめおけ
)
を少し深くしたような
小判形
(
こばんなり
)
の桶の底に、
硝子
(
ガラス
)
を張ったものを水に伏せて、その中に顔を
突込
(
つっこ
)
むように押し込みながら、海の底を
覗
(
のぞ
)
き出した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
風邪
(
かぜ
)
を引いたと見えて、このあついのにちゃんちゃんを着て、
小判形
(
こばんなり
)
の
桶
(
おけ
)
からざあと旦那の肩へ湯をあびせる。右の足を見ると親指の股に
呉絽
(
ごろ
)
の
垢擦
(
あかす
)
りを
挟
(
はさ
)
んでいる。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
こばんなり(小判形)の例文をもっと
(2作品)
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