“こなずみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
粉炭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多「へい、わし十年の間粉炭こなずみを拾い集め、明き俵へむやみに詰め込んで、拝借致しやしたおおきい明き納屋へ沢山えらく打積ぶッつんで有りやすから、あれで大概たいげえ宜かんべいと思って居りやす」
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
瀬戸火鉢の粉炭こなずみ、色の出ないお茶、障子のツギりの冬風、なんとも侘しい。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まずかまどの下に粉炭こなずみをくべ、上に鉄の板をのせる。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)