“こたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小滝50.0%
小瀧50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人は芸者屋の娘で、今は小滝こたきといって、一昨年おととし一本になって、町でも流行妓はやりっこのうちに数えられてある。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
小滝こたき落籍らくせき」という見出しで、伊勢崎の豪商に根曳ねびきされる話がひやかし半分に書いてある。小滝には深谷の金持ちの息子むすこで、今年大学に入学した情人いいひとがあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
小瀧こたきと云う芸者は、もと東京浅草猿若町さるわかまちに居りまして、大層お客を取りました芸者で、まだ年は二十一でございますが、悪智あくちのあるもので、情夫いろおとこゆえに借金が出来て
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)